コロナ禍でネット集客が必要になったけど、どうやればいいのか分からない店舗オーナーの方へ
この記事は、店舗のネット集客では必須の、Googleマップ対策についての記事です。店舗オーナーの方は最後までお読みください。
Googleマップは店舗のネット集客では必須の施策

コロナ禍でなんとなく店舗へ来ていたお客の外出機会が減ったことにより、店舗への来店が減っています。ですので、ネットで集客しなければならない時代になりました。
そんな中、Googleマップ対策は、店舗ビジネスのネット集客では必須な施策になりました。なぜなら、地域の店舗ビジネスの場合、検索結果の一番上にGoogleマップが表示されるからです。ポータルサイトや自社サイトはその下の表示になるので、スマホの場合、見てもらうことすらできないかもしれません。
つまり、ホットペッパーや食べログなどのポータルサイトや、自社サイトはGoogleマップよりも上に表示できないのです。逆に、Googleマップで上位表示されれば多くのアクセスが望め、来店者の数が増えることでしょう。
Googleマップで集客できる3つの理由

Googleマップで集客できる理由は次の3つです。
- お店を探している人の4割はGoogleマップから探しているから
- ポータルサイトや自社サイトよりも上位表示されるから
- 今すぐ客に一番アピールできるから
4割の人はGoogleマップから探している
実は3〜4年ほど前までは、「地域+業種」で検索されても、Google検索でGoogleマップは表示されませんでした。
でも今は、「地域+業種」で検索された場合、Googleマップが表示されるようになりました。そして、お店や会社を探しているユーザーの4割は、Googleマップを使って探しています。
つまり、Googleマップ対策をすることで、地域の多くの人にあなたのお店をアピールすることができるのです。
ポータルサイトや自社サイトよりも上位表示される
「地域+業種」などの、お店や会社を探している人が検索するキーワードで検索された場合、検索結果の一番上に表示されるのが、このGoogleマップです。
つまり、ポータルサイトに広告料を支払って掲載したり、自社サイトにお金をかけてSEO対策したりするよりも、Googleマップの方がより多くの人にあなたのお店や会社を見てもらうことができます。
今すぐ客に一番アピールできる
Googleマップ対策でなぜ集客できるのか?その最大の理由がこれです。
Googleマップを使うユーザーの大半が、「今お店や会社を探している人」です。つまり、たとえば今日焼肉が食べたいと思った人に、自分の焼肉屋をアピールできるのです。
今、焼肉を食べたいと思っている人にアピールするのと、焼肉を食べたいと思っていない人にアピールするのと•••。どちらが集客できるかは明白ですよね?
これこそ、Googleマップで集客できる理由なのです。
Googleマップで集客する方法

それでは、Googleマップで集客する方法を説明します。
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- すでにGoogleマップに表示されている場合
- オーナー確認が済んでいない場合
- オーナー確認が済んでいる場合
- まだGoogleマップに表示されていない場合
- すでにGoogleマップに表示されている場合
- Googleマップに上位表示させるには
- 店舗の情報は全て入力する
- 店舗の写真を追加する
- 最新情報を投稿する
- 動画を投稿する
- 口コミ対策をする
- 来店促進に効果的な記事を書く
以下、説明していきます。
Googleビジネスプロフィールに登録する

まずは、Googleのアカウントが必要になります。その時、経営者個人のアカウントやスタッフのアカウントで登録してしまうと、経営者が不在の時や、スタッフが退職していなくなった時に、管理画面に入れなくなり、情報の登録ができなくなってしまいます。
ですので、できる限り店舗専用のアカウントを作成するようにしましょう。
Googleのアカウントを作成したら、次は自店の名前をGoogleで検索してみましょう。
この時、Googleマップに店舗が表示されるパターンと、表示されないパターンがあります。
店舗を運営してある程度の期間が経っている場合は、表示されていることが多いのですが、新規開店をしたばかりの店舗などの場合、表示されていないこともあります。
それぞれのパターンついて説明します。
すでにGoogleマップに表示されている場合
Google検索で自店の名前を検索した時、Googleがすでに店舗情報を登録している場合には、検索結果のGoogleマップのところに表示されています。
この場合、オーナー確認が済んでいる場合と、オーナー確認が済んでいない場合があり、それぞれ表示のされ方が違います。
オーナー確認が済んでいない場合
「情報の修正案・このビジネスのオーナーですか?」

という表示がされています。その場合は「情報の修正案・このビジネスのオーナーですか」のところをクリックします。そして、表示された画面に従って情報を入力していき、最後に登録されている電話番号で確認コードを受け取り、オーナー認証をします。
オーナー確認が済めば、内容を自由に編集できるようになります。
オーナー確認が済んでいる場合
オーナー確認が済んでいる場合には
「このビジネスのオーナーですか?」
という文言は表示されません。これは、すでに誰かがオーナー確認をしていることになります。その状態で新規登録をすると、店舗情報が重複してしまいます。
同じ店舗なのにGoogleマップ上に複数表示されてしまうのでは、お客様がどの情報を信用していいのかわからずに混乱するだけです。その結果、競合の店舗に行ってしまうかもしれません。
そうした損失は未然に防ぐようにしましょう。
自分ではオーナー確認していないのに、オーナー確認が済んでいる場合は、ご家族の誰かや店長などのスタッフがオーナー確認していることがあります。思い当たりがある場合は、確認をしてください。
まだGoogleマップに表示されていない場合
Googleマップに表示されていない場合は、新規登録します。
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
最後にオーナー確認が済めば、内容を自由に編集できるようになります。
Googleマップに上位表示させるには
Googleビジネスプロールに登録してオーナー確認が済んでも、それだけでは上位表示されません。上位表示するためには、必要項目の入力と定期的な情報の更新が必要になります。
店舗の情報は全て入力する
基本的に入力できる店舗の情報は全て入力します。なぜなら、これらの項目はGoogleがユーザーの利便性に必要だと思っている項目だからです。情報が抜けている場合は、Googleの評価が下がる可能性があります。
情報は管理画面の左側にある「情報」メニューをクリックすると編集できます。以下に主な入力項目を挙げておきます。
- ビジネス名
- ビジネスカテゴリ
- 店舗の住所
- 営業日・営業時間
- 特別営業時間(祝祭日などの営業情報)
- 電話番号
- 自社サイトのURL
- 商品・サービス
- 属性
- ビジネスの説明
- 開業日
店舗の写真を追加する
Googleマップでの掲載順位を上げるためには、的確で訴求力のある写真を投稿することです。店舗の名前や所在地といった情報では、競合店と差別化できません。
その点、写真は店舗の魅力を訴求することができます。Googleも顧客の求めている商品やサービスをアピールすることを推奨していますので、ふんだんに写真を投稿するようにしましょう。
写真は、オーナー提供のものと、ユーザー(お客様)提供のものがあります。このうち、ユーザー提供のものは基本的に削除することができないので、意図しない写真が投稿される可能性があります。
Googleマップの写真に関するポリシーに違反している場合は、削除のリクエストができますが、削除されるかどうかはGoogleの対応次第になりますし、削除されるタイミングも分かりません。
そうした写真が表示される可能性を下げるためにも、オーナー提供の写真をたくさん投稿することが現実的な対応になります。
最新情報を投稿する
Googleビジネスプロフィールの管理画面左側メニューから、投稿をクリックすると、最新情報を発信することができます。
最新情報に投稿することで、店舗のお知らせを知らせることができるため、競合の他店と差別化することができます。この最新情報の機能を使ったことがない、もしくは知らないという店舗オーナーもまだまだ多いので、この投稿機能を使って他店と差をつけましょう。
この投稿機能の良いところは、訪問者の行動を促すためのボタンを文章の最後につけられるところです。
ボタンは、
- 予約
- オンライン注文
- 購入
- 詳細
- 登録
- 今すぐ電話
の6種類あり、「今すぐ電話」ボタンは登録先の電話につながるようになっており、その他のボタンはリンク先のWebページに移動するようになっています。
このボタンは必ずつけるようにして、訪問者にあなたがとってもらいたい行動を促すようにしてください。
また、この最新情報は一週間すると、表示されなくなるので、少なくとも一週間に一度は投稿するようにしてください。
動画を投稿する
Googleビジネスプロフィールでは、写真だけではなく、動画の投稿もできます。
説明するまでもなく、今は動画の時代になっています。動画は普通の写真や文章と比較して、伝えられる情報が格段に上がると言われています。その情報量は、1分間の動画で、写真と文章で作られたWebページの3600ページ分に相当するとも言われています。
写真の場合は、実物と比べて豪華に見せたりすることができます。例えば、レストランやファストフード店のメニューに載っている写真と実際の料理の量や大きさが違っていたり、通販サイトの写真で見た洋服の質感や色合いが、実際の洋服と違っていたりすることがあります。
しかし、動画の場合はありのままが伝わりますので、動画を見たユーザーが実際の商品やサービスをイメージすることができるので、安心することができます。
そうしたメリットが大きい動画ですが、Googleマップの中の店舗では、動画を使っているところはほとんどありません。
ですので、動画を投稿することで、競合店と差別することができます。お客様の立場に立った場合、写真と動画があった場合、どちらが信用できるでしょうか?
ユーザーに選んでもらうことを考えた場合、Googleマップ対策でも動画の投稿は必須になっていくでしょう。
口コミ対策をする
Googleマップ対策に限らず、口コミは集客をする上でとても重要な要素です。ですが、こちらから何もアクションを起こさなければ口コミはしてもらえません。まずは店頭にいるお客さまにお願いしましょう。
既存のお客さまに連絡が取れるようなら、口コミのお願いをしてください。電話やメール、手紙などで連絡を取るタイミングで、口コミを頼んでみましょう。あなたの商品やサービスに満足してくれているなら、口コミしてくれるチャンスが広がります。
ですが、「口コミしてくれたら○○サービス」というのは規約違反になります。とてもリスクが高く、最悪の場合、規約違反でアカウント凍結ということもありますので、絶対に行わないでください。
ユーザーが口コミをしてくれたら、返信しましょう。Googleによると、口コミに返信することで口コミしてくれたユーザーを尊重することを示し、さらにビジネスの存在感が高まり、見込み顧客が店舗に訪れる可能性が高くなる、とあります。ですので、口コミへの返信はできる限り行なってください。
来店促進に効果的な記事を書く
Googleマップ対策は、写真の投稿、動画の投稿、口コミ対策、メニュー設定などなど、多岐に渡りますが、的確に見込み客を来店につなげる効果的な記事の投稿は欠かせません。
たとえば、イベント期間中などは、写真の投稿だけではキャンペーンの告知はできませんよね?そうした機会損失を防ぐためにもGoogleマップに最適化した記事の投稿をしてください。
Googleマップだけではなく、WEB上の文章を書くときにはコツがあります。それは、読んでもらう人を絞り込むことです。誰に読んでもらいたいのか?あなたが提供する商品・サービスは誰のものなのか?まずは、冒頭部分でそれをハッキリさせます。
ネットで情報を探している人は忙しいので、自分に関係のないことだと思ったら、すぐにそのページを閉じます。そして、次を探します。ですので、誰のためのものなのかをハッキリさせて、続きを読んでもらうようにします。
そして、何が手に入るのかをわかってもらうようにします。どんな悩みや問題が解決するのか。どんな欲求が手に入るのか。その解決手段として、あなたの商品やサービスを紹介するように書くのがポイントです。
最後に、ユーザーに取ってもらいたい行動を促します。Googleマップの投稿機能には、ボタンがつけられますので、必ずボタンをつけるようにしてください。
Googleビジネスプロフィールとは
ここで簡単に、Googleビジネスプロフィールというものを説明します。
Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップ対策をするためのツールです。旧称をGoogleマイビジネスといい、Googleマップに表示される内容を管理するためのものです。
以前は、専用の管理画面からしか編集できませんでしたが、現在は店舗の検索結果で表示されたブラウザー上で直接編集できるようになりました。
Googleマップに店舗情報が表示されると、集客に有利になりますし、分かりにくい立地であっても、経路が表示できるので来店までの障害が低くなります。
ですので、店舗集客にGoogleマップは欠かせないとともに、その管理ツールであるGoogleビジネスプロフィールに正しい情報や、最新情報を投稿することが必須です。
まとめ

今後、地域の店舗ビジネスでは、Googleマップ対策が必須の時代になるでしょう。スマホを使うのが当たり前の時代になり、スマホでお店を探すのが当たり前になったからです。
そのときに一番上に表示されるのが、Googleマップ。スマホユーザーによっては、Googleマップに表示されている店舗の中からしか探さないようになるかもしれません(現にアメリカではそのような現象が起きているみたいです)。
その時、Googleマップに上位表示されなければ、ネット上では、そのお店は存在していないのと同じことになります。そうしたことを避けたいのであれば、今日の記事を参考に、Googleマップ対策を行なってくださいね。
以上、この記事では、Googleマップで店舗が集客する秘訣をお伝えしました。
内容は、
- Googleマップで集客する理由
- Googleマップで集客する方法
- Googleビジネスプロールに登録する
- すでに表示されている場合
- まだ表示されていない場合
- Googleマップに上位表示させるには
- お店の情報は全て入力する
- 店舗の写真を追加する
- 最新情報を投稿する
- 動画を投稿する
- 口コミ対策をする
- 来店促進に効果的な記事を書く
- Googleビジネスプロールに登録する
- Googleビジネスプロフィールとは
- まとめ
です。
Googleマップ対策はやることが多岐に渡りますが、店舗ビジネスのネット集客には欠かせない施策です。
そして、Googleマップ対策に裏技はありません。今までお伝えしたことをコツコツと続けることが最大のGoogleマップ対策になります。
しかし、これだけのことをやるには人手も時間もかかります。店舗によっては、とてもそれだけの労力や時間が使えないこともあるでしょう。
- 何からやったらいいのか分からない
- そもそも分からないことが分からない
- やることは分かったが、とてもそんなことやってる時間がない
そうした人もいると思います。
誰か代わりにやってくれたらいいのに•••
もし、あなたがそう思ったなら、上記の施策を全て、私が代わりにやろうと思うのですが•••。あなたは、店舗の運営に専念できる。あなたが本来取り組むべきことに時間が使えます。
そのようなサービスなら、お互い、WinーWinの関係になれると思うのですが。
もし、そのようなサービスが必要なら、下のボタンをクリックしてご確認ください。
(注)現在のところ、静岡市限定のサービスになります。近隣の方、遠方の方は一度ご相談ください。